主催: 全国国際教育研究協議会 共催: 関東甲信越静地区高等学校国際教育研究協議会, 独立行政法人国際協力機構(JICA) 日時: 平成24年8月23日(木)9:30-17:00, 8月24日(金)9:30-15:00 会場: 国際協力機構(JICA)地球ひろば 〒150-0012 東京都渋谷区広尾4丁目2-24 TEL: 03-3400-7327 (東京メトロ日比谷線広尾駅A3出口から徒歩1分) |
●全体要綱・インフォメーション●大会スケジュール●第32回高校生英語弁論大会結果・要綱●第12回高校生日本語語弁論大会結果・要綱●記念講演●高校生国際協力・理解発表会結果●分科会プログラム●大会役員および事務局 |
大会参加者数(全体)
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1.「What Is the Most Important Thing to You?」
沖縄県立中部商業高等学校2年 上原 妙子(うえはら たえこ) ⇒日本国際協力センター賞 2.「Different Countries inside Me」 富山県立伏木高等学校3年 原 万君子(はら まきこ) ⇒全国国際教育研究協議会会長賞 3.「PRIME INFORMATION -The Source of Truth-」 東京都立白鴎高等学校2年 江田 翔太(えだ しょうた) ⇒国際交流基金理事長賞 4.「Knowing is the Key」 愛媛県立今治北高等学校3年 渡邊ポーリン桃(わたなべ ぼーりんもも) ⇒外務大臣賞 5.「Do not forget to thank your family」 岩手県立花巻北高等学校2年 松田 紘樹(まつだ ひろき) ⇒全国国際教育研究協議会会長賞 6.「Ties of the Heart」 和歌山県立田辺高等学校2年 佐武 一佳(さたけ もとか) ⇒国際協力機構理事長賞 7.「A TRUE COSMOPOLITAN?」 東京 帝京高等学校3年 磯村 淑江(いそむら よしえ) ⇒全国国際教育研究協議会会長賞 8.「Making the Heart Visible」 島根 松徳学院高等学校2年 備前 花奈子(びぜん かなこ) ⇒文部科学大臣賞 ※数字は、実施プログラム順であり、順位ではありません。 |
1.「心からのメッセージ」
千葉県立大多喜高等学校2年 伊藤 美雪(いとう みゆき) ⇒全国国際教育研究協議会会長賞 2.「天使の笑顔」 東京都立飛鳥高等学校2年 佐々木 カトレイア(ささき かとれいあ) ⇒国際交流基金理事長賞 3.「双手shuang shou(両手)」 秋田県立横手高等学校2年 宇佐美 エリ(うさみ えり) ⇒国際協力機構理事長賞 4.「フィリピンと日本とのかけ橋」 長野県下高井農林高等学校2年 丸山 ヤンシー(まるやま やんしー) ⇒日本国際協力センター賞 5.「人にバラを与えると、手に香りが残る」 埼玉県立蕨高等学校2年 王 王玉(おう かく) ⇒文部科学大臣賞 6.「世界平和のカギ『国際協力』」 静岡 オイスカ高等学校3年 アラン マシュー(あらん ましゅー) ⇒外務大臣賞 ※数字は、実施プログラム順であり、順位ではありません。 |
【山梨日立建機の地雷除去への取り組み】 地雷は、世界120 カ国以上におよそ1億個以上も埋設されているといわれている。 地雷は、人が踏むか 何らかの衝撃で爆発するまでは生き続け、60 年以上経った現在もなお多く残っている。雨宮さんと地雷と の出会いは1994 年のカンボジアに遡る。 その後、日本人技術者として様々な地雷除去機の開発にチャレ ンジし、カンボジアだけでなく、アフガニスタン、アンゴラなど世界各地で地雷除去にあたっている。現 在、会社をあげて、様々な国際協力の最前線で活動し、積極的に講演活動も行っている。 http://www.hitachi-kenki.co.jp/company/csr/contribution/mine/index.html |
1.「ラオスと高知を結ぶ海援隊型国際交流」
高知市立高知商業高等学校 生徒会 ⇒全国国際教育協議会会長賞 国際理解奨励賞 2.「アフガニスタン女子高校生との交流」 日本女子大学附属高等学校 自治会 ⇒JICA東京所長賞 3.「世界とのつながり ―学び、知り、考え、行動する―」 宮城県仙台東高等学校 英語科GC受講生徒 ⇒全国国際教育協議会会長賞 国際理解奨励賞 4.「日本語教室ボランティア」 長野県南安曇農業高校 インターアクトクラブ ⇒全国国際教育協議会会長賞 国際理解奨励賞 5.「Tomorrow's Global Leaders : It starts with you and me」 ハ戸聖ウルスラ学院高等学校 ジャンボ国際交流部 ⇒全国国際教育協議会会長賞 国際理解奨励賞 6.「世界平和のカギ『国際協力』」 大阪府立茨木高等学校 66 期生(2 年生) ⇒全国国際教育協議会会長賞 国際理解奨励賞 7.「盛農の岩手復興計画」 岩手県立盛岡農業高等学校 環境科学科森林文化研究班 ⇒JICA東京所長賞 ※数字は、実施プログラム順であり、順位ではありません。 |
【分科会1】 ◆「地域の教育力(NPO・NGO・大学・企業)をつなぐしかけづくり」 大阪府立茨木高等学校 入交 享子 国際教育がイベント的でなく、継続的な学びとなるよう、学校生活の延長上に自然な形で作ることができない か。「多文化共生を考え、多様性受容力を鍛える」をテーマに、人権行事を、生徒が主人公となり企画運営する。 授業や他の行事など点から線へ、面へと成長させていくために、また双方向の学びにするために、どのように地 3域力を駆使してしかけを作っているかを発表する。 ◆「教室から世界へ、世界から地域へ ―ラオス学校建設活動19 年の歩み―」 高知市立高知商業高等学校 成瀬 孝治 ・ 弘瀬 博英 「高知ラオス会」と取り組む「ラオスに学校を贈る国際協力活動」は、本年度で19 年目を迎え、6 校の学校建設 に協力してきた。この高知とラオスの発展を目指した取り組みを通じて、地域振興活動や企画商品の開発へと、 活動は波及してきた。活動を継続するためのシステムや地域とともに歩むためのヒントなど、今後の国際協力活 動の在り方について参加者と一緒に考えたいと思う。 【分科会2】 ◆「クヌッセン機関長の遺徳継承と姉妹校提携」 和歌山県立日高高等学校 菊地 貴子 2009 年よりデンマークのフレデリクスハウン高校との交流を行い、2011 年姉妹校提携調印式を行った。この交 流は、1957 年デンマーク船が紀伊水道を航行中、炎上している日本漁船に遭遇し、その船員を助けようとし、命 を落としたクヌッセン機関長が縁となっている。この出来事から50 年を経て、高校生同士の交流に至るまでの経 緯、様々な人々の温かいサポートで、強く結ばれてきた両校の絆を紹介する。 ◆「タイ修学旅行の学びと課題」 東京都 順天高等学校 三井田 真由美 2001 年から修学旅行で、タイ北部の少数民族(ラフ族)の村を訪問し、生活体験し、その村の環境、教育、差 別などを問題について理解を深め、支援している日本との関係や支援のあり方について考え、発表している。ま た、HIVに感染している子どもやストリートチルドレンの子どもと交流し、現状やNGO の支援のあり方について 理解を深め、私たちに何ができるか考えさせている。 【分科会3】 ◆「卒業後の人生をいかに生きるか、ヒントを学ぶ授業実践」 奈良県立法隆寺国際高等学校 松本 真紀 2 年「異文化理解」、3 年「イマージョン英語」では、ESD を基本とし、環境問題や社会問題を英語で学び、文化 や自然の大切さとそれを後世に伝えることの意義を理解し、生徒自らが考え発表している。3 年末には学校行事 「国際歴史文化フォーラム」で舞台発表している。 ◆「映像を使った参加型学習―つながりを考えるESDの実践―」 筑波大学附属坂戸高等学校 今野 良祐 映像教材を用いた参加型学習(教材「私と世界」を利用)の実践発表。地球的課題やグローバルイシューに焦 点をあて、(1)ワークショップ形式 (2)参加型学習 (3)答えのない映像を用いて生徒を揺さぶる展開授業などを紹 介する。 【分科会4】 ◆「学校設定科目『グローバルシティズンシップ』の成果と課題 ―生徒の学びの検証―」 宮城県仙台東高等学校 石森 広美 平成22年から英語科に学校設定科目「グローバルシティズンシップ(GC)を設置した。その授業の内容、授業 設計、評価、および生徒の学びについて検証する。1 年間の授業という継続的な国際教育の実践から生徒は何 を学んだのか。そして、この実践から英語教育と国際教育の融合、また総合学習の展開等、高校における国際 教育の展開の可能性を探究し、高校における国際教育の実践上のヒントを提示したい。 ◆「コミュニケーションツールとしての『日本文化』 ―学校設定科目「日本文化」の授業―」 千葉県立松戸国際高等学校 諸岡 英明 「英語をしゃべる」のではなく、「英語でしゃべる」ために必要な知識を身につけるための「日本文化」の授業を 紹介する。海外の人は、自国の文化に誇りを持っているが、日本人はどうだろう。歌舞伎・能・落語・浮世絵・焼き 物・年中行事などについて説明できようか?なぜこんな素敵なものを、特別なものにしてしまったのだろう。目か らうろこ・・・の「日本文化」の知識を共有しよう。 【分科会5】 ◆「多文化共生の学校づくり―外国につながる生徒の受け入れを通して―」 東京都立小山台高等学校 角田 仁 東京都の外国につながる生徒数は増加し、NPO と連携した多言語の高校進学ガイダンスの開催などその現 状と課題の報告をする。また都立小山台高校定時制は、外国につながる生徒が約20%となり、出身国も10 ヶ国 を超え、多文化共生の学校づくりが求められている。日本語支援だけでなく、共生のための教育はどうあるべき なのか、「多文化理解」と「市民科」を柱にしたカリキュラム改革と生徒たち自身の交流活動を通してその可能性を 考えてみたい。 【分科会6】 ◆「非言語コミュニケーションと国際教育」 東京都立深川高等学校 神 久実子 ・ NPO「Ubdobe」 岡 勇樹 「音楽・アート・医療福祉を融合させたプロジェクトを通じて、あらゆる人々の積極的社会参加の推進に寄与す ること」を目指すNPO 法人Ubdobe(ウブドベ)代表の岡勇樹氏と共同で行った、総合的な学習の時間「国際理 解」の授業の実践報告である。音楽や身体活動を取り入れた非言語コミュニケーションワークショップを通して、 生徒自身が学んだことから、多文化共生のための国際教育についての可能性を考えたい。 【分科会7】 ◆「国際教育における新しいファシリテーターのあり方」 拓殖大学国際開発教育センター 石川 一喜 ・ 国際開発教育ファシリテーター養成コース受講生 9 年目を迎えた「国際開発教育ファシリテーター養成コース」での実績を踏まえ、教育現場におけるファシリテ ーターのあり方に関して考える。コースを修了した受講生(教員)が、コースでの学びをどう活かし、実践がどのよ うに変化したのかを発表し、『ダイアログ(対話)』を中心としファシリテーションの可能性を提示する。 |
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