東京都国際研とは?

東京都国際教育研究協議会は国際教育・開発教育推進のための公認研究会であり、学校現場において生徒達とともに世界の解決できない問題を考え 「開発教育」あるいは「グローバル教育」を研究・実践していく教師のグループです。それは生徒たちが世界の厳しい現実を知り、解決方法を考える中で生きる力を養う教育とも言えます。 東京の高校でおよそ138校 が加盟していますが、高校に限らず、小学校・中学校も含めあらゆる学校現場を対象として活動しています。

国際教育は、日本の国際化が進む現在、東京の教育の目標の中心に据えられる内容であり、私達の学校内外での活動が、国際社会の中でおこる世界的な問題を、考え、解決して生き抜く力を生徒たちに与え、眞の東京の国際化に大きく寄与しています。

事業の内容は、国際教育・開発教育の研究を、教科内における国際教育、特別活動における国際教育、総合的な学習の時間を使った国際教育、海外修学旅行による国際教育など、テーマに分け研究活動をすすめております。

この他にも生徒の英語弁論大会や留学生による日本語弁論大会、宿泊研修会、指導教員の海外派遣事業にも関わっております。また、国際協力機構(JICA)との関連も密接で、生徒たちの国際協力体験をつづる「中学生、高校生エッセイコンテスト」の審査にもかかわっております。

また、東京都国際教育研究協議会は上部組織である、全国国際教育研究協議会の中心として活動しており、毎年8月に行われる全国大会の中心となっています。さらに、会員の先生方の教科も多岐に渡り、教科を超えた研究会であることも、大きな特徴であります。