第40回全国高等学校国際教育研究大会 熊本大会
開会式

開式のことば

司 会
 :只今より、第40回全国高等学校国際教育研究大会熊本大会の開会式を始めます。まず始めに、大会副会長大分県立大分東高等学校校長秦強一が開式の言葉を申し上げます。

大会副会長 秦 強一
 :皆さん。おはようございます。只今より、第40回全国高等学校国際教育研究大会熊本大会の開会式を始めたいと思います。外はうだるような暑さでございますが、本大会がご協力をお願い致します。

司 会
 :続きまして、大会会長熊本県立玉名高等学校校長堀部洋二が主催者を代表致しまして、ごあいさつを申し上げます。

主催者のあいさつ

大会会長 堀部 洋二

主催者あいさつ(大会会長)
主催者あいさつ(大会会長)

 :皆さん、おはようございます。只今ご紹介に頂きました、今大会のお世話をさせて頂きました、玉名高校の堀部でございます。どうぞよろしくお願い致します。本日は、第40回全国高等学校国際教育研究大会、全国各地から北は北海道、南は沖縄からたくさんの皆様方にお集まりいただきまして本当に、ありがとうございました。残暑というふうに申し上げますよりも、今年度は冷夏ではないかというふうにいわれていた夏ですけれども、このところ、真夏を思わせるうだるような暑さが続いております。本当に暑さの中お集まり頂きまして、ありがとうございました。

(以下省略)

司 会
 :本日は多数のご来賓の皆様をお迎えしておりますが、時間の都合上、5名の方よりご挨拶を頂きます。最初に、外務省 NGO担当特命全権大使 五月女光弘様、よりしくお願い致します。

来賓あいさつ

外務省 NGO担当特命全権大使 五月女 光弘氏

来賓あいさつ(NGO担当特命全権大使 五月女光弘氏)
来賓あいさつ
外務省 NGO担当特命全権大使
 五月女光弘氏)

  :おはようございます。只今紹介承りました五月女でございます。今回の熊本大会にご招待頂きまして、大変公平に思っております。

(中略)

この大会を盛り上げて頑張っていらっしゃる先生方、教職員の方々、そして学生のみなさん、本当によくしっかりということで、頑張って頂いて、そしてこういう実りある大会が行われていることに対して心から敬意を表したいと思います。今日の1日が素晴らしい大会になりますようお祈りしてあいさつと致します。

司 会
 :ありがとうございました。続きまして、文部科学省 初等中等教育局主任 教科書調査官 小串雅則様、よろしくお願い致します。

文部科学省 初等中等教育局主任 教科書調査官 小串 雅則氏

来賓あいさつ(文部科学省 小串雅則氏)
来賓あいさつ
(文部科学省 小串雅則氏)

 :おはようございます。只今ご紹介頂きました文部科学省主任教科書調査官の小串でございます。実は、私は文部科学省で二つ仕事をしていまして、一つは主任教科書調査官、もう一つは視学官をしてまして、どちらかというと、調査官の方は地味な仕事で、ほとんど表面にでない、逆に視学官という仕事はいろんな所に行って、教育の状況を視察するというのが仕事ですので、     大変ありがたいと思っております。さて、                        
 本日は第40回の全国高等学校国際教育研究大会ということで、ひとことあいさつを申し上げたいと思います。今、大会長の堀部先生から学習指導要領のことそして、教育の現場のこと等の話はありましたので、今日はそのことはおきまして、私、これで教科書をずっと見続けて10年目になります。教科書といいますといろいろと、英語の教科書というのは平和なものでして、あまり問題もおこらないんですけど、社会の教科書は非常に
                                       
 この10年間、英語の教科書について、中学校の頃に私達が使った教科書、10年間でも相当いろいろと変わっています。例えば、昔でいいますと、英語の教科書を開くと、英語圏の社会のことについて書かれているんじゃないかなと、ところが、最近扱われている国といいますと、もちろん近隣の中国、韓国とかが英語の教科書にあります。それから、朝昇竜もございます。パプアニューギニアとかボルジブとかフィジーとか、それこそ、ありとあらゆる国があります。もちろん、ヨーロッパの国も教科書には登場するんですけれども、例えば、アムステルダムとか、フィンランドとか、名前はわかって、特にご存じだとおもいますけれども、この国はどんな国なんだと、行きなじみの薄いそういった国、そういうところの国が出てくるわけです。そして、その非英語圏の事象、社会というか、習慣、伝統がそれぞれありますけれども、そういうものを英語で教科書に書いてある。英語の教科書というと英米人のことと思っているような方、あるいはそういう考えを教科書に書くと、非常に何か落ち着きが悪いなという感じを持つ方もいらっしゃるわけですが、ただ外国語を学ぶということの一つで、広く国際理解、広く世界のことを知るということ、そういう目標がございますから、こういう現象というのは決して悪くないことではないし、むしろ好ましいことではないのかなと思います。それから、最近英語というものの前に、イングリッシュの前にワールドがつきまして、イングリッシュを複数形にして、ワールド イングリッシュイズということがいえます。英語をたんに、母語としている人達にとめずに、国際に通用する   として英語を  。そこで起こってくるのがいろいろな英語がある世界には、とにかくコミュニケーションの手段として英語を使おうという考え方だとしても、やはり英語の教科書に、英語圏の国々だけが紹介されているということよりはずっといいことであると思います。それから第二番目に、英語というと何となく文学的というか、お話というか、楽しい、読んで面白いそういうものが今の教科書に出ていると思うことが多いんですけれども。もちろん今もそういうと文学的面白い話もありますけれども、最近の英語の教科書に共通して出てくる動きというのが、やはり環境問題、それから人権の問題、世界平和の問題、そのようなもの、もちろんNPO・NGOなども教科書が紹介しているそういうものがのっているということがあります。それらある意味メッセージ性の高い内容のものでして、単に英語を言語とした学習ではなくて、そこで伝えられてくる内容について学習しようとする姿勢、それの表れだと思います。例えば、一番人気のありそうなものが、ちょっと古そうですけど、キング牧師のワシントン大行進でして、非常に感動的な内容です。それから、          という方がいらっしゃいます。あの方のお話というよりも、いろいろなところ     。それから、農薬の被害、農薬の環境に与える影響というものを提唱したネイチェル・カーソンという方がいますが、その人の      という、これは前のアメリカの副大統領の  さんが、   された本ですけれども、そんなものが出ています。その他に地球温暖化の問題、環境汚染の問題、オゾン層の破壊、こういう地球規模の問題が教科書に何より述べられています。今回のテーマのNGO・NPO、例えば、アフリカで井戸を掘っているいろんな学生とか、国境なき医師団という人達がいます。その人達の活躍とか、こういうのも教科書が描いています。今、私、教科書の題材のことについて変化を申し上げましたけれども、これはやはり、この背景に      ということがあるのだろうと、       といいますと、何か外国から人とか物とか情報とか、国の中にどっと流れ込んできて、それは大変だ、どうにか対処しないといけないと、そういう考えを、そういうふうな受け取り方をした時期は確かにあったように思います。今もそういったことがないとはいえません。例えば、去年からの今年の例のSARSのこともあったような気がします。ただグローバリゼーションということを考えると、やはりそれは相互国のもので考える必要があると思います。日本はただ単に自動的に外から何かを受け入れるということではなくて、日本のするアクシデント、日本人のするアクシデント一つ一つが、もしかしたら、どこか外国の人達に影響を与えているかもしれない。きっとそういうことである。しかもそれが、思いも掛けないような影響を及ぼしているかもしれない。そういうようなことが、  
というふうに思います。そういうことを考えますと、やはり、今我々に必要なことというのは、共に生きているというそういう意味の共生という価値観、これをきちんと育むことが是非必要なのではないのかなと思います。異なった社会に暮らして文化や   そういう人達がお互いに違いを尊重して、お互いの関わりの中で課題を解決していくそんな社会が望ましいのではないのかなとおもいます。この協議会は長い歴史を持ちまして、さまざまな交流活動を通して、国際理解と国際協調の精神を涵養することで、頑張っていらっしゃるわけですけれども、今後ともこのような活動を進めて頂いて、若者達に   生きる若者達に共生という 

(中略)
                      
最後になりましたけれども、本大会を主催している熊本県の先生方、スタッフの皆さん、
そして、協議会の皆さん、誠にありがとうございました。             
加えて、会の運営を手伝っている生徒諸君、私、昔教員をしていたので、生徒を見るとすぐ声をかけるんですけれども、一生懸命頑張ってくれ、どうもありがとう。大会の成功をお祈りしております。以上、簡単ですけれども、あいさつと致します。

司 会
 :ありがとうございました。続きまして、国際協力事業団九州国際センター所長 山口 三郎様、よろしくお願い致します。

国際協力事業団 山口 三郎氏

来賓あいさつ(九州国際センター所長 山口三郎氏)
来賓あいさつ
(九州国際センター所長 山口三郎氏)

 :皆さん、おはようございます。只今ご紹介に預かりました国際協力事業団JICA九州国際センターの山口でございます。今日は、第40回の全国高等学校国際教育研究大会熊本大会ということで、NPO・NGOのとの共生というテーマでございますけれども、熊本大会にお招き頂きまして、本当にありがたく思っております。

(中略久)

今日は本当に1日有意義な大会になるとともに、感謝を申し上げるとともに、JICA新たな新生財団JICA国際ということでいろんな観点からまた出させて頂きたいとも思いますけれども、国民の皆さんのサポートがございまして、        これからも本当によろしくお願いしたいと思います。今日は、本当にありがとうございました。


司 会
 :ありがとうございました。続きまして、国際交流基金 企画部長 国際相談室長 坂戸勝様、よろしくお願い致します。

国際交流基金 坂戸 勝 氏

来賓あいさつ(国際交流基金 坂戸勝氏)
来賓あいさつ
(国際交流基金 坂戸勝氏)

 :おはようございます。ご紹介頂きました国際交流基金の坂戸勝と申します。

(以下省略)

 
司 会
 :ありがとうございました。最後になりましたが、地元熊本県教育委員会 島内 直英様、よろしくお願い致します。

熊本県教育委員会 島内 直英 氏

来賓あいさつ(熊本県教育委員会 島内直英氏)
来賓あいさつ
(熊本県教育委員会 島内直英氏)

 :おはようございます。全国各地からようこそ火の国熊本へおいで頂きありがとうございます。

(中略)
        
本日から2日間にわたり国際理解教育の在り方を研究するため高校生や留学生による弁論大会、各県からの実践発表や講演などが実施されると伺っておりますが、本研究大会が高等学校における国際理解教育の一層の推進に寄与するものと期待しております。最後になりましたが、本研究大会のご成功を心から祈念申し上げあいさつ致します。

司 会
 :ありがとうございました。ここで、ご来賓皆様のご紹介を大会会長堀部洋二が行います。

大会会長 堀部洋二
 :すでにご挨拶を頂きました方も含めまして、改めまして本日ご来賓して出席して頂いた皆様方をご紹介申し上げます。外務省 NGO担当使命全権大使でいらっしゃいます五月女光弘様です。ありがとうございます。文部科学省 初等中等教育局主任教科書調査官 小串雅則様です。国際協力事業団九州国際センター所長 山口 三郎様です。国際交流基金 企画部長 国際相談室長 坂戸勝様です。日本国際協力センター広報部広報企画課長 小田切清治様です。熊本県教育委員会より高等教育課指導主事 島内直英様です。CICカナダ国際大学事務局長 原島茂様です。国際協力事業団九州国際センター 天池麻由美様です。それから今年は、韓国から3名の方に特別報告ということでおいで頂いております。南 貞順さんです。それから、金 京愛です。それから、金 順嬌さんです。ご来賓の方には本当に忙しい中ご出席頂きありがとうございました。どうぞよそしくお願い致します。

司 会
 :閉式の言葉を大会副会長秦強一が申し上げます。

閉式のことば

大会副会長 秦 強一
 :以上を持ちまして開会式を閉じたいと思います。ご苦労でした。ありがとうござい ました。

司 会
 :ここで、先程ご紹介にありました韓国の先生方に熊本の高校生より歓迎の気持ちを込めまして花束贈呈を行いたいと思います。どうぞ、先生方前の方にお願い致します。二日間どうぞよろしくお願い致します。

 :この後は、諸連絡の方に移ります。

会場風景(開会式)
会場風景(開会式)

 

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主催:全国国際教育研究協議会/九州地区高等学校国際教育研究協議会/熊本県高等学校国際教育研究協議会  ※「全国高等学校国際教育研究協議会」は「全国国際教育研究協議会」に総会(2003年5月30日開会)で変更になり、すべての学校の国際教育を対象とするようになりました。