講評:初等中等教育局主任教科書調査官 小串 雅則
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講評:
(文部科学省 小串雅則氏)
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日本語の部
どうも五名の方々、素晴らしいスピーチを聞かせてくれてどうもありがとうございました。
非常に冷静な目で、日本をきちんと見ているなという風に感じたスピーチもありましたし、また日常的な小さなことについて、きちっと自分の考えを述べているという風なスピーチもあり、また、自分の夢をきちんと伝えるということで、心をゆさぶられるようなスピーチもありました。
私たちは、審査員として、聞いていましたが、どちらかというと、皆さんのスピーチから大きな感動を得たり、新しい視点を得たり、審査をして非常によかったなあと審査員一同それぞれに思っています。
五人ですので簡単にそれぞれ一言ずつ講評させていただきます。
エスラルさんのスピーチ
「声をかける」という非常に簡単に思えることの大切さを伝えてくれて、とてもよいスピーチでした。 |
ナッターさんのスピーチ
ならいたての日本語だったと思いますけど、一生懸命つかってスピーチをしてとても好感をもてました。これからも一生懸命、日本語を学習して下さい。 |
バータルホさん
途中でちょっと、二・三行とばしたところがありましたがとてもいいスピーチで「ぼくたちは幸福をつくりだす力をもっています」という、ひとことが、私の心にズシンと響きました。いいスピーチだったと思います。 |
次にクワンスリーさんのスピーチ
こんなにも異文化をのりこえることを楽しみながらしている人もいるんだなあと、やはり若いということはいいなと、とってもうらやましく思いました。とても、いいスピーチで会場の皆様も楽しんでくれたのではないかと思います。 |
それから最後の林あきえさんのスピーチ、
日本の教育と中国、上海の教育を比較して新しい見方を示してくれました。 |
特に、日本の教育の方がどちらかというと、私たちは生徒をかかえこみすぎて過保護になっているのではないかという反省もりますが、中国の上海の教育と比べるとむしろ逆で、日本の方が自由に生徒が活動する領域をあけてあるのだという指摘は、ちょっと新鮮で、少し考えてみようかなと思いました。
以上五名の皆様ですけれども、一番いいことはこの五名、全員に賞が与えられることで、これは、私達全員が喜んでいます。
今日はどうもありがとうございました。
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